花屋という仕事

nora09242013-02-23

昨日は枚方へ出張レッスン
今では毎月お伺いしている枚方のNさんとは、もう4年くらいのお付き合い。
お花が大好きで、アドバンスクラスの生徒さんでもある彼女は、先日誕生日がきたばかり。
前日の夜、喜んでくれるかな〜と思ってお花をアレンジして、サプライズで昨日持っていきました。
そしたらなんか予想以上にめちゃくちゃ喜んでくれて、私もなんだかすごく嬉しくなって、花屋としてじゃなくて、1人の人間としてすごく幸せな気分になりました!!!
あぁ・・・やっぱ花はイイ(笑)

生活必需品ではないお花を、部屋に飾って季節を感じたり、誰かにプレゼントしたりするのって、ほんと人間ならではで、めっちゃ大事なことやと思う。
道にさいてたタンポポを手で握りしめて持って帰ってきて、クチャクチャになってしまったタンポポを笑顔で差し出す子供。
子供はタンポポ見て「かわいいな〜、このお花持って帰ったらママ喜ぶかな?」って思ったに違いない。
その気持ちが人間としてめっちゃ大事なことやと思う。
タンポポがつぶれてなかったらもっとイイけど・笑)
子供たちには、お花を「かわいいな、キレイやな」と感じられる心と、「喜ぶかな?」「喜んでほしいな」って気持ちをオトナになってもず〜っと忘れずにいてほしい。
そしてどんなに貧乏になっても、道に咲いてる草花をカワイイなって思って、シールめくったアリナミンの小瓶に入れて飾るオトナでいたい(笑)
(いや、ゴメンナサイ。やっぱり、パンジー1本くらいは買えて、古道具の小瓶に活けるくらいのオトナでいたい・笑)

そんな人間ならではの大事な気持ちを、相手の好みに合わせてカタチにするのが花屋であり、飾りたいなって想うようなお花を提供できるのが花屋である。
そういう意味では私にとって、フレッシュもアートもプリザもドライも基本的にはいっしょ。
そんな気持ちをお花屋さんじゃなくてもカタチにできるようにアドバイスするのが、花屋のレッスンである。

私はアーティストじゃなくて、花屋になりたくてこの世界に入った。
お花も好きやけど、きっと人間が好きなんやろなと思う。
ぜんぜん儲からへんし、ほとんど休みないし、毎日普通に12時間労働やけど、やっぱり花屋サイコー(笑)
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さぁ、相方と交代で、夜の部出勤がんばりマス(笑)

ps、昨日のN家、今日のI家、出張レッスンお越しいただいたみなさん、どちらも楽しい時間ありがとうございましたっ!!!