今夜は
独り言を書かせてください
昨日、私がダメージを受けたブログを書き、スタッフが元気ない
という事を書いたので、ブログを見てくださったみなさまから
励ましのメッセージがどんどん届く。
今日はラボでグリコレブローチの撮影をしていたのですが
今日もお見舞いの品がたくさん届く。
あの方、この方
いつもありがとうの方
10年ぶりの方
私は
本当にみなさまに支えられてるなぁと
ココロから想う
本当に本当に愛して頂いているなぁと
ココロから想う
そして
私はその愛に精神誠意応えたい
それが
私の生き方
私のもとからスタッフが離れる時
いい終わり方をするスタッフは数えるほどしかおらず
17年でたくさんの出会いと別れがあったけど
もちろん悲しい別れが多い
理由は色々あるけど
大きな理由の1つに
「ココロの温度」
という理由がある
今回の2人もそうだけど
私とのココロの温度差が生じた時に
一気に
私の炎に燃えつくされる
私はVERT DE GRISをよく船に例えるけれど
今回も例えるなら
VERT DE GRISは
最初は1人で作った手作りのいかだだった
それからいかだは手漕ぎボートになり
仲間が増え
帆のついた船になり
少しづつ船は改良され
今はいかだからは考えられないくらい
大きな船になった
もちろん私が船長だ
みんな最初は私の炎の表面の明るさに憧れてくれて
船に乗り込む
船の中は思っていたよりも温度が高く
その温度に耐えられないクルーは
すぐに船を降りる
もちろん
私が熱さのおおもとなので
私のいる操舵室に近づけば近づくほど
温度は上がる
船内の温度に気づかず、
自分が熱中症にかかっている事に気づかず
さらに私のいる操舵室に近づき、奥の部屋に足を踏み入れたクルーは
一気に火傷をする
悪気はないのだけれど
だいたい
私の操舵室に近づくと
みんな火傷をする(苦笑)
だから私としては
経験上
操舵室にはなかなか近づけないし
ましてやなかなか部屋には入れないのだけれど
今回にかぎっては
大丈夫か?
熱くないか?
と何度も聞いたけど
泣きながら操舵室に入ってきて
自分のエプロンに火がついている事に気づきながらも
大丈夫です!!!
と言っていたクルーが
部屋の温度とココロの温度差に気づかないままの状態で
必死で立っいる状態だった
そして
船長の私がしばらく留守にする事になり
操舵室のクルーたちがヤル気の炎を燃やし
それにより私の炎がさらに熱を帯びた事により
船全体の温度が上がり
操舵室で必死に立っていたクルーが突然燃え尽き
まだ甲板にいた体温の低いクルーが、その姿を見て
怖くなり船を降りた
そんな感じ
心配してくださるみなさんが
どうして?
なんで?
なんで今なん?
と聞いてくださる。
私が感じているのは
そんな感じ(苦笑)
だから誰も悪くない
燃え尽きたクルーも
船を降りたクルーも
突然だったけど
必然だったんだと思う
もちろん船に乗せたクルーは
甲板だろうと私にとっては命がけで守るに値するクルーであり
大切な存在。
ましてや操舵室に入ったクルーは
信頼しかないので
今回の事は私の心を直接揺さぶる事態だった
自分の病気なんかよりも(苦笑)
それでも私が前に進めるのは
私の炎をもろともせず
操舵室の温度を心地よく感じ
少し弱った私の炎に
また薪をくべてくれるようなクルーがいるから
だから
私は大丈夫だ
私が大丈夫だから
VERT DE GRISの船は大丈夫だ
少しだけ
船を留守にするけれど
今、私の船に乗っているクルーは
操舵室に何年もいたクルーと
操舵室の温度を心地よく想ってくれるクルーと
先輩クルーが目の前で燃え尽き
同僚クルーが船を降りても、さらに奥の部屋に進んだ肝っ玉の強いクルーしかいない
同じ温度を心地よく感じ
同じ船で前へ進める仲間がいること
自分が船を留守にしても
ココロから信頼して操縦を任せられる仲間がいること
そして
そんな私たちを
あたたかく、本当にあたたかく
応援してくださるみなさまがいること
それが私のかけがえのない財産だ
どんなに辛い事があっても
どんなに涙することがあっても
自分がやってきたことが
自分が進むべき道が
間違いじゃないと感じられる
だから
みんな心配しないで
悲しくならないで
最速で
VERT DE GRISの船に戻るよ
私がいないとダメなんじゃなく
私がいないと
楽しくない
といってくれるクルーのもとへ
最速で戻る
長い長い独り言
読んでくれて
ありがとう
グリ