ひと月ほど前、スタッフのエミちゃんが「時間つくってほしい」というので、今日は半日OFFにしていて、どこかでいっしょにお昼でも食べながらお花のこととかお店のこととか、ゆっくり話ししようと思っていた。
今日のポンプメンバーは相方、アヤ、ナオ。
店で10時に待ち合わせしていたので仕入れからまっすぐ店に戻り、急いで水揚げ。
破けたジーパンにタンクトップに麦わら帽子という少年の夏休みスタイルで
「エミちゃんまたしてごめんね、こんなかっこやけどええやろ?」
と言うと、11時まで待つから着替えてこいと言う。
そうか・・・そういう店に行こうとおもってるねんな・・・財布にお金いくら入ってたかな?と考えながら家に帰り、ワンピースに着替え15分でとんぼがえり。
「遅くなってゴメンゴメン、さぁ、行こう」
って言うと、エミ、アヤ、ナオの3人がニヤニヤしながら並んで
「今日のお店は私たち3人に任せてください!!!予約してるのでオーナーと2人で行ってきてください!ちょっと早いけど私たちからの1周年のお祝いです!!!11時半に予約してあります!」
あぁ・・・こういうことか・・・
この日の為に必死でアレンジ練習してたんやなぁ・・・
お店を3人でまわせるように・・・
・・・
言葉にならない。
泣きそうになったので、アリガトウだけ言って急いで店をでて車を飛ばして2人でステーキハウスへ。
ついたところは一目見てものすごく高級そうなステーキハウス。
目の前にあらわれる美味しい料理の品数で、3人がいくらのコースを予約してくれていたのかがスグにわかる。
1年前にお店をかまえて、まさか1年後の営業中に2人でステーキのコース食べれるなんて夢にも思わなかった。
嬉しくて
ホント嬉しくて
2人で泣きながらステーキを食べた。
店の人も2人して泣いたり笑ったり、おかしい客やと思ったやろうなぁ・・・(笑)
3人の娘たちからとびきりのプレゼント
今まで食べたお肉で1番美味しかった。
ちょっと涙の味やったけど(笑)
私たちは世界一幸せなオーナーです。
本当にアリガトウ

たった1年でこんなにいい仲間と出会えた。
みんながいるからもっともっとがんばれる。